コロナ禍の最中にその影響を受けている社中(塾員)の飲食店・小売店を応援することを目的に、2020年6月にボランティアで立ち上げた「社中の食卓プロジェクト」ですが、皆様のご協力でその後も順調に掲載店舗を増やすことができまして、おかげさまで現在は50店舗以上のラインナップとなっております。
さらにこの度、食の仕事に携わる慶應義塾大学出身者の会である「料飲三田会」様のウェブサイトが公開され、社中の食卓ウェブサイトにてご紹介できる運びとなりました。70周年を迎える歴史ある料飲三田会様とご一緒させていただけますことは、社中の食卓プロジェクトにおいても大いなる励みとなっております。
https://shachu.club/ryouinmitakai/
コロナ禍が明けたいま、食を通じた社中の交流が再び活発になっていることと存じますが、これからも社中の食卓ウェブサイトが皆様のお店選びの一助となれば幸いです。また、社中の食卓プロジェクトの目的のひとつでもある社中の交流活性化の場として、今後は社中の食卓掲載店ならびにサポートメンバーを中心としたイベント等も企画していきたいと思っております。引き続きご支援のほど宜しくお願い申し上げます。
2023.12
コロナの影響により「ニューノーマル」という新たな生活様式が提唱されるようになった昨今ですが、このような状況の中で、社中(塾員)が経営する飲食店、食に関わる企業が今なお影響を受け続けていることを見聞きし、何かできることはないかと私自身考え続けておりました。
私自身、父(109三田会)が飲食関係の仕事に携わっていたこともあり、幼い頃から父のレストランに出入りし料理人やスタッフの方々と触れ合う中で、レストランに出かけることの高揚感、外食をすることの楽しさを味わって参りました。
「食事をすること」
それは単に空腹を満たすことだけではなく、食事とともにその空間、時間を分け合い、楽しむものであることを多くの人は知っています。「今度美味しいものでも食べようよ」「また飲みに行こうよ」これはまさに人と人をつなぐ合言葉であり、その中心にこそ「食」があります。
そんな当たり前の会話がしづらくなった今だからこそ、みんなが安心して美味しく楽しめる場所、みんなが大好きなあのお店をこれからも応援していきたい。そんな思いから社中の飲食店と皆さまをつなぐ。この「社中の食卓」プロジェクトを立ち上げることに致しました。
そして、この「社中の食卓」は、単にコロナ対策の一時的な情報ソースではなく、そこから更にプロジェクトを進めて社中の交流活性化の場として発展させていければと考えております。
この「社中の食卓」には、日頃からご贔屓のお店、昔良く通ったお店、社中が関わっているとは知らなかったお店、いつか行きたいと思っていたお店、色々な発見があると思います。
好きなものがいつもそこにある。
そんな当たり前のことをこれからも当たり前にできるように、このウェブサイトを活用して頂けることを願ってやみません。
発起人 日比谷祐子
(137三田会)